高松国際ピアノコンクール Takamatsu International Piano Competition

Jury審査員

審査員 カタジーナ・ポポヴァ=ズィドロンKatarzyna POPOWA=ZYDRON

[ポーランド/ピアニスト ]

審査員 カタジーナ・ポポヴァ=ズィドロン

ブルガリア出身のポーランド人ピアニスト。グダニスク国立音楽大学でズビグニェフ・シリウィンスキのピアノ・クラスを卒業後、ウィーン国立音楽大学でアレクサンダー・イェンナーに師事。1975年にワルシャワで開催された第9回ショパン国際ピアノコンクールで優秀な成績を収めるなど、70年代には国内外のコンクールで成功を収めた。著名なピアノ教師であり、現在はブィドゴシュチュのフェリクス・ノヴォヴィエジスキ音楽アカデミーの教授兼ピアノ科長を務め、教え子たちは国内外のコンクールで数々の賞を受賞している。ポーランド、フランス、ドイツ、アイルランド、日本、中国などでマスタークラスを行い、国内外のコンクールの審査員も務める。ソロ・レパートリーのほか、室内楽も得意としており、Uウルシュラ・クリゲル、ピョートル・クシェヴィチ、カメラータ弦楽四重奏団などと共演。彼女の演奏や録音は、批評家や聴衆から高い評価を得ている。録音作品はAccord Musidisc、Art Records、CD Accordから出されており、フレデリック・ショパン研究所ではショパンの前奏曲集を録音している。音楽分野での功績により、グロリア・アルティス勲章金メダル、ポーランド復興勲章将校十字章など多くの国家勲章を受章。2021年には、6年ぶりにカタ第18回ポーランド音楽コンクールの審査委員長を務めた。

https://chopin2020.pl/en/jury/31/katarzyna-popowa-zydro%C5%84